オサナナジミ
繋いだ手が熱い
「いらっしゃー・・あれ?」
純はウェイターか
『よっ。喫茶店やるならあのとき言ってくれればよかったのに』
「言ったらただ飯食いにきそうだし」
「金とんのかよ」
「あたりめーだろ。まぁサービスとして半額にしてやるよ」
『ラッキー。何があるの?』
アタシは近くの席に座った
「主にデザート。これメニューな」
そういって渡された茶色のメニュー
フルーツポンチ・・150円
パフェ・・200円
ワッフル・・250円
サンデー・・150円
ホットケーキ・・250円
プリン・・120円
ほかにもいろいろあるみたいだ・・
『ずいぶん安いんだね』
「安いほうがお客がくるだろ?」
『お味のほうは?』
「超上手い♪」
「どうだか・・」
「んだよ。食べてみれって。パフェとか絶品だから」
『じゃあアタシパフェにしようかな?』