時の旋律

夢の子守唄


「っ!はぁ…はぁ…。」

俺は咄嗟にビルの影に隠れ、身を潜めた。
向こうの通路を見ると、帝国軍が何人か走り去っていく。


病院にも行けねぇのかよ…。

今思うと、ちゃんと柚歌の言うこと聞いとけばよかったなぁ…


あの時ーーーー




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