時の旋律

「そういえば、お前どうやって帝国軍を?」

俺は倒れている帝国軍を見る。

「ただ眠ってるだけだよ。〈調和〉で心を無理矢理落ち着かせて、眠気を誘ったの。」


「へぇ。〈調和〉って、そんな風に使うのか。」

確かに、眠ってるだけみたいだな…。


「あっそうだ。」そう言って柚歌は帝国軍の近くまで行った俺の方に来る。


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