時の旋律

何故かさっきより近い。

「何だよ…。」

俺と柚歌の距離は最早30㌢ぐらい……

近い!ヤバいって!
1人焦る俺。

「何って、〈調律〉したいんだけど?」
あぁ、なるほど。

少し呆然状態の俺に、柚歌は手を俺の額に軽くつける。すると、間から緑色の光が出てきた。
コレが〈調律〉なのか… 。
俺は無意識に目を閉じた。

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