時の旋律

「はぁっ…。ココ?」

息を少し乱しながら俺は辺りを見渡す。 俺は柚歌に導かれるまま街の中心の公園がある丘の上に来ていた。

…なんか俺、最近走ってばっかのような気がする…って、そんなのはどうでもよくって!

「柚歌、此処がどうしたんだよ?」

柚歌は策の前に止まり、「まぁ見てて。」と言うと深く息を吸い込んだ。

そして、唄を歌い始めた。



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