時の旋律

俺は体に鞭を打ち、駿河の下まで行き、しゃがみ込んだ。

「だけど、力は〈破壊〉させてもらう。」

「なっ!?」

駿河が動けないをいいことに、俺は駿河の頭を掴み力を発動させた。


ゆっくり、力が暴走しないように。


中にある力のみを、〈破壊〉しよう。


俺の手の間から光が放たれた。

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