時の旋律

流石に手が早いじゃねえか、駿河ーー


「どうする、空?」

柚歌は辺りを見回した。

クッソ、これからのことを考えて力を使いたくなかったけど…


俺が力を発動しようとした瞬間、後ろから銃声が聞こえた。 だけど、弾は全て前の帝国軍に当たり倒れていく。


「どうなってんだ!?」

そんな俺の声に答えたのは、意外な人物だった。

「大丈夫?空、柚歌。」

俺達は声の方を向く。

「寧々音!?」


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