時の旋律


「おーい、柚歌!」

夕暮れに包まれている街の景色を眺めていた私を、彰は手を振りながら呼んだ。


此処は街の外れの丘にある公園。彰は滑り台を避けながら柵に持たれている私のとこに来た。

「ほら、買ってきたよ。」

渡されたのは、缶ジュース。

「ありがと。」と私は受け取った。 そして、もう一度街を眺める。



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