時の旋律
俺は引きずられながら、校門に着いた。先程の挑発のせいか、俺は抵抗する意思はなかった。
俺が大人しくしてたら、あいつ等は無事なんだ。

そう心を決めて、俺は奴らに連れられるまま車に乗ろうとした時――


「空―――――!!!!」


玄関の方を見ると、彰が必死に走って側にいた兵(??)に飛びかかる。

「彰……何やってんだよ!」

「空は何にも悪いことなんてやってねーよ!空が連れて行かれる理由は世界どこ探しだってねーよ!だから離せぇ!!」
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