時の旋律
そこには歯車以外何もない……はずだった。
「こんにちは、空。」
歯車の前に金髪の少女が立っていた。
「いや……世界を終焉に導く者。」
少女は何の感情もこもっていない笑顔でそう言った。
嘘……だろ?あの顔……いつも見ていたあの顔で笑う少女に、
「柚歌……?」
俺は震える声で聞いた。
「こんにちは、空。」
歯車の前に金髪の少女が立っていた。
「いや……世界を終焉に導く者。」
少女は何の感情もこもっていない笑顔でそう言った。
嘘……だろ?あの顔……いつも見ていたあの顔で笑う少女に、
「柚歌……?」
俺は震える声で聞いた。