時の旋律

「あっ、あの花なんてどうかなぁ?」

そう言って沙耶は湖の側にある花を指差した。
俺は面倒なので適当に「いいんじゃない?」と答える。

「ちょっと!村長さんの誕生日プレゼントなんだよ!真剣に考えてよ!!」

沙耶は怒りながら走っていった。




此処までは別によかったんだ。次の瞬間、俺のある一言で全てが狂っていった。
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