【長】野球ボール〜ソウソウの夏〜
次の日、教室に入った瞬間目に入るのは…青春満喫中の二人。


「朝からイチャついてんなよ〜」


早速邪魔しに向かう。


「ソウソウ!?」


「爽!!」


キョンキョンにも一輝にも驚かれて、俺はお化けかっつーの!!


「そんなに名前呼んでくれなくても、自分の名前ぐらい覚えてるぞ?」


「え、いや……そういうことじゃなくて…」


せっかくボケたのに、ツッコミなしか!!




「で?俺に報告はないのか?」


俺から聞くのがベストだと思った。

腰に手をあててじーっと二人を睨む。


「あ〜…えっと…」


「俺ら付き合うことになりました!!」


気持ち悪いぐらい笑顔の一輝と、顔を赤くしたキョンキョン。

……ふーん、あっそ。
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