【長】野球ボール〜ソウソウの夏〜
「俺たちにできることって?まず俺らがやらなきゃなんねぇことって?」
起きたことを後悔したって、どうしようもない。
だったら、この後のこと考えるしかない。
「とりあえず、俺は一輝をやる気にさせることだと思うけど」
励ちゃんの冷静ないい意見!!
無理だと諦めたら、そこで全部終わりだし。
「それだ!!今荒れてる一輝を立ち直させねぇとなっ」
それでも心配そうな声を出すキョンキョン。
「でも…病院の先生が……試合出場はすすめられないって…」
俺は特に考えることもなく、即答した。
「試合に出るかどうかは一輝が決めればいいじゃん?今のまま腐らすわけにはいかねぇだろ?俺らもやれることやってたらさ、一輝の選択の幅も広がると思うし」
後から後悔するのだけは、何としても避けたいし……
俺だって諦めたくなんかない!!
「そうだねー。一輝が試合に出たいって言うなら、全力で支えるし…ケガを治すことを優先したいってなら、応援するし…」
励ちゃんの気持ちも俺と一緒だったみたいで、キョンキョンも力のない笑顔で賛成してくれた。
起きたことを後悔したって、どうしようもない。
だったら、この後のこと考えるしかない。
「とりあえず、俺は一輝をやる気にさせることだと思うけど」
励ちゃんの冷静ないい意見!!
無理だと諦めたら、そこで全部終わりだし。
「それだ!!今荒れてる一輝を立ち直させねぇとなっ」
それでも心配そうな声を出すキョンキョン。
「でも…病院の先生が……試合出場はすすめられないって…」
俺は特に考えることもなく、即答した。
「試合に出るかどうかは一輝が決めればいいじゃん?今のまま腐らすわけにはいかねぇだろ?俺らもやれることやってたらさ、一輝の選択の幅も広がると思うし」
後から後悔するのだけは、何としても避けたいし……
俺だって諦めたくなんかない!!
「そうだねー。一輝が試合に出たいって言うなら、全力で支えるし…ケガを治すことを優先したいってなら、応援するし…」
励ちゃんの気持ちも俺と一緒だったみたいで、キョンキョンも力のない笑顔で賛成してくれた。