【長】野球ボール〜ソウソウの夏〜
「爽先輩、ありがとうございまーす♪」
その日の帰り道、笑顔のアイボンにアイスをおごる俺…。
「だぁー!!クソーッ」
叫びながら、自分のアイスを一口食べる。
「惜しかったですね。一本でしたよ?」
試合を直前に控えて、調子が上がってる俺は……
今日のノックでミスんなかったら、アイスおごれって賭けをしてた。
……試合で負けたわけじゃなくてよかった、そう前向きに考えることにする。
「今日もこれから打つんですか?」
「あー…今日は帰るつもり」
こうやってアイボンと帰るときは、バッティングセンターに行くときだけ。
今日も打ちたいっちゃ、打ちたいけど…どっちかっつーと……
「走りたい気分なんですか?」
「ぶっ!!お見通しか!!はははっ」
アイボンの秘めた力に、ついつい爆笑。
何でいつもバレてんだ?
たまには俺も、アイボンの気持ち覗いてみてぇんだけど…?
その日の帰り道、笑顔のアイボンにアイスをおごる俺…。
「だぁー!!クソーッ」
叫びながら、自分のアイスを一口食べる。
「惜しかったですね。一本でしたよ?」
試合を直前に控えて、調子が上がってる俺は……
今日のノックでミスんなかったら、アイスおごれって賭けをしてた。
……試合で負けたわけじゃなくてよかった、そう前向きに考えることにする。
「今日もこれから打つんですか?」
「あー…今日は帰るつもり」
こうやってアイボンと帰るときは、バッティングセンターに行くときだけ。
今日も打ちたいっちゃ、打ちたいけど…どっちかっつーと……
「走りたい気分なんですか?」
「ぶっ!!お見通しか!!はははっ」
アイボンの秘めた力に、ついつい爆笑。
何でいつもバレてんだ?
たまには俺も、アイボンの気持ち覗いてみてぇんだけど…?