【長】野球ボール〜ソウソウの夏〜
「……もっとアイボンに近付きたい」
「はい?」
昼間っから何考えてんだって話だけど、俺バカだから止まんない。
「アイボンの心の準備ができるまで待つから、予約しといてもいいっすか?」
「え、それって…」
戸惑いの表情を浮かべながらも、目は反らさない。
「愛衣を俺のものにしたい」
こんなキザな台詞だって、相手がアイボンならいくらだって言える。
俺がどれだけ好きか、まずは言葉で伝えなきゃって思う。
「……はい」
小さな声だけど、間違いなく聞こえた。
単純な俺は、それだけでテンションも上がる。
「でも、なるべく早めによろしく!!」
最後にニッて笑いかけると、真っ赤な顔で笑ってくれた。
当分先のことだろうと思うけど、アイボンがいいって言うまで待てる。
アイボンの気持ちを、一番大切にしたいんだ。
「はい?」
昼間っから何考えてんだって話だけど、俺バカだから止まんない。
「アイボンの心の準備ができるまで待つから、予約しといてもいいっすか?」
「え、それって…」
戸惑いの表情を浮かべながらも、目は反らさない。
「愛衣を俺のものにしたい」
こんなキザな台詞だって、相手がアイボンならいくらだって言える。
俺がどれだけ好きか、まずは言葉で伝えなきゃって思う。
「……はい」
小さな声だけど、間違いなく聞こえた。
単純な俺は、それだけでテンションも上がる。
「でも、なるべく早めによろしく!!」
最後にニッて笑いかけると、真っ赤な顔で笑ってくれた。
当分先のことだろうと思うけど、アイボンがいいって言うまで待てる。
アイボンの気持ちを、一番大切にしたいんだ。