【長】野球ボール〜ソウソウの夏〜
16★夏
「ヤーベ。超緊張するんですけどっ」
「そこの猿うっさい。ちゃんと並べ」
さ、猿!?
最近の一輝、キョンキョンの性格の悪さがうつったか…?
「んじゃ、元気出してくぞー!!」
そんな一輝の声で、更に結束力が高まる。
「イッチ、ニッ!!」
『ッチニー!!!』
「イッチ、ニッ!!」
『ッチニー!!!』
公立高校だからって、バカにされたくねぇし……
何より俺らの存在を全国に分からせるために、死ぬ程デカイ声で叫ぶ。
待ちに待った夏の甲子園の土の上を、鈴一らしい元気よさで行進していく。
他のチームの奴らも、体デカくて流石に鍛えられてる。
背番号に1が付いてる奴の球はどんなのか想像したり、5の奴には睨みをきかす。
あー…ゾクゾクしてきたっ!!
「そこの猿うっさい。ちゃんと並べ」
さ、猿!?
最近の一輝、キョンキョンの性格の悪さがうつったか…?
「んじゃ、元気出してくぞー!!」
そんな一輝の声で、更に結束力が高まる。
「イッチ、ニッ!!」
『ッチニー!!!』
「イッチ、ニッ!!」
『ッチニー!!!』
公立高校だからって、バカにされたくねぇし……
何より俺らの存在を全国に分からせるために、死ぬ程デカイ声で叫ぶ。
待ちに待った夏の甲子園の土の上を、鈴一らしい元気よさで行進していく。
他のチームの奴らも、体デカくて流石に鍛えられてる。
背番号に1が付いてる奴の球はどんなのか想像したり、5の奴には睨みをきかす。
あー…ゾクゾクしてきたっ!!