【長】野球ボール〜ソウソウの夏〜
「もちろん♪その方が俺がんばれるしっ」


ニッて笑うと、アイボンもうれしそうに笑ってくれた。

かーわーいーい!!


一瞬で疲れも吹き飛んだ!!

疲れなんか感じてないけど!!


「あ、でも…記者の人に何か書かれちゃうかな?」


前も同じこと心配してなかったっけ?


そりゃ新人選手がキャンプ地に彼女連れ込むとかいい印象しねぇけど、でも俺だって人間。

好きな子ぐらいいるし!!

俺は気にしねぇけど…。




「愛ー衣♪」


チュッ


振り向いたアイボンのほっぺにキス。

見る見る真っ赤になっていく。


「もし変な報道されたら、妻ですって言うから心配すんな!!」


むしろかわいい彼女を、世間に自慢したいぐらいだし。


「つ、妻…!?」


動揺する表情も好きだなー。

もっとチューしてやりたいけど、この続きはもう少しだけ後にとっておこう★
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