無題
「お前 完璧な理数系だろ? どうやって小説書くんだよ」


そうだった 忘れていた
昔から数学は天才的に出来て国語は猿並みの酷さだった


「き 気合で書きます」


「やっぱ馬鹿だなお前」


「先生 お願いします」


「だ―――――め!!」



あれから30分
机の上で私は完全にフリーズ状態


私の夢は完璧に崩れ去った
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