Again...
小6






  「おいっ!けーな!
   体育館行ってバスケしよーぜ!」

  「おお!今行くから待ってろ〜」

  「早くしろよな!」

  「わかってるって!」


  小6になったうちは
  男子と遊ぶのなんて
  普通だしそのおかげで
  蒼とも

  【友達】になれて...




  ダンダン...バンっ!


  「痛ってえ〜!何すんだよ蒼!」

  うちの顔にボールがあたった

  「お前がボ〜っとしてるから
   わりいんだよ〜だ!」


  「何ぃ〜?!待てこのやろ〜!!!」

  「お前なんか女じゃねーし
   大丈夫だろ〜
   来れるもんなら来てみろや〜!」


  ズキ....


  女として見られてない
  んだなって

  改めて思った


  それでもキミと
  居られて幸せだなって
  思ってたんだよ?


  こうやってふざけあってる
  ことでさえ

  キミのすべてが
  愛しかったんだ....




  
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