学園王子×天然姫1
でもこんな恰好でいける場所なんてなくて
人気の少ない木がたくさん
ある場所にうずくまった…
「うぅ…ひっくひっく」
ひたすら泣きまくった
雅也からされたキスマーク
からまだ熱を感じた………
ぎゅう…
身体に暖かい温もりを感じた
「探したんだぞ…」
ドキンッ
あたしを抱きしめてくれたのはアイツだった
「翔…」
落ちる涙をこらえて翔にしがみついた…
「会いたかった!俺すげぇお前に触れたかった」
ドキンッ
そんな台詞をさらーと言う
翔の目には涙が溜まっていた
「あたしも…ずっとずっと会いたかった!嫌われたかと思って…すごく不安だった」
抑えていた涙が落ちた