学園王子×天然姫1






「俺…傷ついていい…彩乃と一緒にいてぇんだよ…」







翔の顔は真剣で





どこか寂し気だった






あたしの心はどんどん




揺らいでいく






やっぱり無理なのかもしれない…



翔から離れるなんて…




頭の中ではできても…




現実では本当に無理なんだ…







「翔…ごめんね…あたし…やっ」





言葉の続きは翔の口で塞がれた





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