俺の宝物
「ごめん!お待たせ!」


「…。おう!」


わざと拗ねてやった。



「拗ねないで?ね?
ほらご飯食べよ!?」



「やだ。ここでチューして!」



「は?恥ずかしいもん」



「やだ。ちゅうして!」



自分でもキモイって思った。


ダケド、ほったらかしにした罰だもんね。



「しょうがないな!」



ゆりあは、顔を真っ赤にしてほっぺにキスをしてくれた。



「これでよし!」



「馬鹿馬鹿~。」



「お前がほったらかしにするから悪いんだ。」


「だって悩んだんだもん。」


「ヨシヨシ!あっここ行こ!」



ホントに腹ペコだったから
近くのファーストフードのお店に入った。




< 39 / 159 >

この作品をシェア

pagetop