俺の宝物
ゆりあはまた手を握って、
恐がっていた。



「大丈夫か?」


頭を撫でてやると、また寝息をたてる。


ったく寝すぎだろ。


しかも手は握ったまんまだし



飛行機にのってる間ずっと手を握りしめていた。





< 51 / 159 >

この作品をシェア

pagetop