俺の宝物
「あ?恋斗おはよ!早くご飯食べなさい。」

妙にニヤニヤして俺の顔を見ている。

しかもゆりあまで。


何なんだよ。

「いっいただきまあす!」


ん?


これ、ゆりあの味。


そっかあ、ゆりあが作ってくれたんだ。


ふたりは早く俺の感想が聞きたいみたいだ。



うまいに決まってんのに笑っ



「どう?美味しい?」

「うまいに決まってんだろ!ありがとな」


「良かったあ。」


「良かったわねえ。ゆりあ」



ふふっ

ゆりあめっちゃ喜んでる。




< 58 / 159 >

この作品をシェア

pagetop