*夢日記*
「ちょっと、西野!」
はいっ来ました。
やっぱり来ました、呼ばれました。
「西野梓紗、待ちな!」
「‥‥な、何でしょうか。」
「なんでしょーかじゃねーよ。」
「何立ち上がってんだよ。」
「何チクッてんだよ。」
「生意気なんだよ。」
「地味でブスのくせに調子乗ってんじゃないよ!」
‥‥あたしがいつ調子に乗った?
地味でブスなのは関係なくない?
あんたたちが勝手にかまってきてんでしょ?
あたしから何かした覚えはない。
あたしはただ毎日普通に生活して生きてるだけで、
派手グループの人たちに何一つ迷惑かけてはない。
「痛いっ!」
急に派手グループの一人に腕を捕まれて
人気のない階段の踊り場に連れていかれた。