*夢日記*
派手グループはみんなで5人。
5対1で何する気なんだろう。
そう思っていると、リーダー格の女にカバンをとられた。
「あっ、返して!」
その中にはあたしの大事なものが。
「なんで?返してほしいなら黙ってろ。そのダサいボサボサの髪、切ってやるよ。」
「ダサいから可愛くしてあげる〜。」
そう言って一人がハサミを出した。
ヤバイ。
「やめて‥‥もう立ち上がったりしないから。」
「うるさ〜い。はいっ、じっとしてなきゃ危ないよ〜。」
嫌。
嫌!
地味なあたしが、おしゃれに何も興味がないあたしが、
唯一がんばって伸ばしてきた髪。
「嫌ー!」
ジョキ‥‥‥
バサッ‥‥‥