弥生ワールド3★私のハートをGETして!
私は急いでドアへ向かいゆっくりと開けた


「な、何を忘れたの?」


「大事なモノ…」


「何やってんのよ…もう…」


中に入ってきた翔太は忘れ物を探そうとせず、そのままベッドに座った


「急いだから疲れた…」


「新幹線はいいの?」


「うん…本当は夕方の新幹線だから」


翔太はベッドに横になる


もしかして私の為に新幹線の時間、変更したの?


私が寂しそうだったから?


少しでも一緒にいようとわざわざ駅に行ってくれたの?


でも、それは私の想像で、翔太のしたことが本当かわからない私は、素っ気ない返事をしてしまった





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