初恋の味はどんな味?
*近づく影
「もったいなぁ〜い!!!」
イチゴミルクのパックのストローを加えたまま真凜が言った。
「だって〜…仕方ないじゃん…。"かわいい"なんて言われたら恥ずかしくて言葉が出てこないよ……。」
次の日のお昼休み。
私は教室で真凜に昨日のことを報告していた。
今でも思い出すだけで顔が熱くなる。
「それも好きな男の子、だしね〜♪」
真凜の付け加えにさらに顔が熱くなる。
…そうなのだ。
私は昨日のあの出来事がきっかけで黒木君を好きになってしまった。
いや…"好きだと気付いた"のほうが的確かもしれない。
どちらともあれ、今、私は黒木君が好きということに代わりはない。
イチゴミルクのパックのストローを加えたまま真凜が言った。
「だって〜…仕方ないじゃん…。"かわいい"なんて言われたら恥ずかしくて言葉が出てこないよ……。」
次の日のお昼休み。
私は教室で真凜に昨日のことを報告していた。
今でも思い出すだけで顔が熱くなる。
「それも好きな男の子、だしね〜♪」
真凜の付け加えにさらに顔が熱くなる。
…そうなのだ。
私は昨日のあの出来事がきっかけで黒木君を好きになってしまった。
いや…"好きだと気付いた"のほうが的確かもしれない。
どちらともあれ、今、私は黒木君が好きということに代わりはない。