初恋の味はどんな味?
入ってきたのはクラスの女子4人。



どーしてこの場所を知ってるの!?



私は4人組を見ているだけしか出来なかった。



「あ、いたいた♪」



一人の女子が私を見つけると笑いながらこっちに来た。



笑っているのに……怖い。



私は下がろうとしたけど後ろはフェンス。



ガシャンと音を立てて逃げ道を奪われた。



「坂中サンさぁ〜調子、のってンじゃない?」



その人の顔に見覚えがあった。



由佳里サン…だ。



黒木君にベッタリの…。



由佳里サンはニッコリとかわいらしい笑顔で顔に似つかない言葉を吐いた。



「あのさぁ〜、消えてくんない?目障りなんだよね!」
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