初恋の味はどんな味?
「私ッ……黒木君が…好きなの…ッ!!離れるなんて…出来ないッ…。離れたくないもん……。」



私、なに言ってるの?



気持ちが抑え切れなくなっている。



こんなに…黒木君への想いが…大きく、膨らんでいたんだ。



「イジメなら耐えられる!!!でも…黒木君と離れるなんて……耐えられないッ…!!!」



キッと由佳里サンを睨む。



由佳里サンは顔を真っ赤にしている。



「……あんたの気持ちはよくわかった。約束できないならイジメは止めないわ。前より酷くしてあげる!!!!!!」



由佳里サンは制服のポケットからキラッと光るなにかを取り出した。
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