初恋の味はどんな味?
「俺…ダメかと思ってたんだ。だから、玉砕覚悟で言った。でも、ダメじゃなかった!!!」



顔をさらにほころばせ、またギュッと抱き着いてきた。



今度は抵抗しないで、素直に抱かれていた。



黒木君の胸の中は温かかった。



ドクンドクンと黒木君の鼓動を感じていた。









「…ねぇ。」



「ん?」



黒木君に呼ばれ、上目使いで見る。



「…キス…していい?」
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