初恋の味はどんな味?
「いるよ♪」



即答だった。



なんの迷いもなく、頷いていた。



「あちゃ〜……」



真凜の残念そうにつぶやいた。



それと同時にクラスの女の子達から悲鳴があがる。



「え、誰なの!?」



一人の女の子が聞く。



他の子も、耳を澄まして黒木君の答えを待った。



「坂中サン♪」
< 161 / 260 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop