初恋の味はどんな味?
そこには、制服姿の黒木君が立っていた。



私と目が合うと、軽く右手を挙げた。



うそ…なんで!?



私はケータイをベッドに投げ捨てると、勢いよく部屋を飛び出た。



ダダダダッと勢いよく階段を駆け降りる。



ガチャ。



「く、黒木君!!!!!」



「よぉ。なにそんな息切れてんだ?」
< 176 / 260 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop