初恋の味はどんな味?
「席替えするぞー!!」
担任は入ってくるなり大声で言う。
「っしゃぁ!!!」
みんなの喜びの声やブーイングの声に混じって聞こえたのは浜中の声。
「よし!!次こそは水谷サンの隣を取るぞ〜!!!!」
「お前、くじ運わりぃもんな。」
「いや、今日はきっといい!!蟹座、一位だったからな♪」
「占いなんて当てになんねーよ。」
「いや、きっと大丈夫!!!!」
浜中は自信満々に笑っている。
こいつの自信はどこからきてんだか…。
「お前だって隣になりたいやついるだろ?」
「あ〜まぁな。」
「そんならなれるって信じとけ!!!強く信じれば叶うからさ!!」
お前、信じていてもなれてないよな?
俺はその言葉を飲み込んで回ってきた担任がもっている茶色い封筒からくじを引いた。
担任は入ってくるなり大声で言う。
「っしゃぁ!!!」
みんなの喜びの声やブーイングの声に混じって聞こえたのは浜中の声。
「よし!!次こそは水谷サンの隣を取るぞ〜!!!!」
「お前、くじ運わりぃもんな。」
「いや、今日はきっといい!!蟹座、一位だったからな♪」
「占いなんて当てになんねーよ。」
「いや、きっと大丈夫!!!!」
浜中は自信満々に笑っている。
こいつの自信はどこからきてんだか…。
「お前だって隣になりたいやついるだろ?」
「あ〜まぁな。」
「そんならなれるって信じとけ!!!強く信じれば叶うからさ!!」
お前、信じていてもなれてないよな?
俺はその言葉を飲み込んで回ってきた担任がもっている茶色い封筒からくじを引いた。