初恋の味はどんな味?
「はっ!?」



驚いて浜中を見ると、ニヤニヤと笑っていた。



「だ〜か〜ら〜…」



俺の耳元でボソッと囁く。



「桃華ちゃんのこと♪」






顔が急に熱くなる。



「な、おま…適当なことを……!!!!」



ごまかそうとしても動揺は隠せない。



浜中は面白そうに笑う。



「ホント、わかりやすいな。リトマス紙の色が赤から青に変わるくらいわかりやすいぞ!」
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