初恋の味はどんな味?
「……ぉ、お化けとか…怖くて……一人じゃ…。」



必死の口実。



素直に言えないから。



"まだ一緒にいたい"なんて。



そんな私を見て、黒木君は優しく微笑むと言った。




「もう暗いし、送ってくよ。」
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