a scar -傷痕-

したい格好をして、何が悪いんだろう。

お母さんは昔の人だから分かんないんだよ…

イライラを抑えながらアヤが待っている公園まではすぐ近く。

パンプスの音を響かせ、小走りで歩いていく。

公園へ着くと、明るい光が公園を包み込んでいた。

「あ、ナナ!」

アヤがあたしに気づくと走ってやってきてくれた。
< 27 / 52 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop