禁断の図書室!?
そして図書室へ着き、一気にドアを
開けた。
そして、チクチクと鋭い視線に気づき
そこを見る。
そして口角を上げた。
「本当にいたんだな。銀色の魔女。」

そこには、銀髪に青の瞳を持つ、俺の
知っている限りで一番の美少女がいた。
「誰。お前。ここどこだか分かって
来たの?」
凛とした声に一瞬聞き入ってしまった。
気を取り戻して、問いにすぐ答える。

「はっ?図書室だろ。」
わざと挑発する。

「もういい。とりあえず...
消えて。」
怒りを含む声に背筋を震わせた。
一瞬の俺の隙をつき回し蹴りが
とんできた。
俺は瞬時に片手で受け止めた。
確かに強い...けど、所詮女と男の
力の差は分かりきっている。
「恐っ。急に足出すか?」

「なっ。お前。」
カウンターをかわしながら
相手に動揺の色を伺う。
そして相手はキッと睨む。
全部のカウンターを笑顔で止め、
相手をイラつかせる。

相手がかなりイラついているのが
分かる。
そしてもう一度睨みを効かせて俺を見ている。
俺より小さな体で必死怒りを
ぶつけている姿に何か分からない感情
が胸を渦巻く。


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