禁断の図書室!?
でも…いってぇ。
顔を歪ませる。
口が切れ、口内に溜まった血を
吐き捨てた。
そして口角を上げた。

「威勢の強い女って好みだぜ。
それに、これでおあいこだろう。
今日はこれで帰るよ。また明日。」
そういって図書室を出た。
くくっ。
楽しみが出来た。
学校へ行く価値も増えたな。

「もう来るなっ!」
という声が聞こえたのは...
きっと気のせい。
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