草食男子に恋をした!
とめられない気持ち
気持ちをせき止めてたダムが
決壊してしまった。
「ま、ま、間宮くん!!」
「は、はい?」
あたしが急に気をつけをしたので、間宮くんもつられてぴょんっと背筋を伸ばした。
そしてぱちくりと瞬きをした。
「ま、間宮くんはすごく女の子たちに人気があってっ、優しいし、何でもできちゃうしっ」
「う、うん?」
「あたしと話す時もっ、一緒の部屋で、ね、寝た時もっ、間宮くん
全然普通で…あたし、全然意識されてないって分かってるけど…でもっ」