夕暮れ教室



「あ、」


「ほれ」







「ありがと、愁くん」







照れくさそうに頭を掻いて



たまたま見つけたんや




って呟いた



















日はだんだん落ち外から聞こえた声もいつしか消えていた









「なぁ、怜桜奈」









「なに?」























< 3 / 9 >

この作品をシェア

pagetop