【Flower shop】〜恋するエプロン〜

なぜ謝ったのか
私には理解出来なかった。


「大丈夫よ。
たんぽぽさんも
楓に摘んでもらって
喜んでるわ」

おばさんは
今度は楓に体を向けて
言った。

「よかった」

楓は安心したのか
嬉しそうに、柔らかく笑う。

"たんぽぽ"は
まだ元気なく、しおれていた。
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