【完】先輩と保健室で



「………っ」


先輩の姿が、あまりにも色っぽくて息をのむ…。

その姿をボーっと見ていたら、先輩が私の頭にタオルをのせた。


「……先輩?」


「鮎川も…濡れてる。」


そう言って、先輩はそのまま私の髪をふいていく。


「せ、先輩、自分でふきますから大丈夫ですよ…!」


「…わかった。」


先輩はそれだけ言って、私の頭にタオルをのせたまま奥に入っていった。


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