【完】先輩と保健室で



「はああー…」


「えっ!?」


深いため息をつきながら、勇悟はその場にかがみ込んだ。


「勇悟??」


「小春のバカ。」


「…へ??」


勇悟はそう言って立ち上がり、いきなり私の手首をグッと掴んだ。


「ゆうっ――!?」


「小春のバカ…」



< 150 / 389 >

この作品をシェア

pagetop