【完】先輩と保健室で



「俺が案内してあげようか?」


そう言って、東雲先輩は人差し指を自分の口にあてた。


「本当ですか!?」


「うん、確か暗室だったよねー……」


最後の方は呟くように言って、ニヤリと笑みを浮かべる。


「東雲先輩?」


「じゃあ、行こうか!」


東雲先輩は私の手を握って、グイグイ引っ張っていく。


「はい、ついたー!!」


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