【完】先輩と保健室で



「可愛い!うん、凄くいい!!」


東雲先輩は私の手をギュッと握って、そのままブンブンと縦に振った。


「先輩っ!?」


「ああー、カメラ持ってくれば良かったかなー??」


「いや、写真はちょっと…」と言って、私は東雲先輩の手を離した。


「じゃあ、さっそく俺とホールの手伝い良いかな??」


東雲先輩は腕まくりをしながら、私にそう言った。

その姿が妙に色っぽくて、この場に緊張が走る。


「はい!!」


よし…熊切先輩のカメラのためにも、頑張るぞーっ!!



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