【完】先輩と保健室で



「お疲れ様、大丈夫?」


東雲先輩が、クタクタになっている私の背中をさすってくれる。


「あ、はい…大丈夫です。」


私は無理やり笑顔を作って、それを東雲先輩に向けた。


「そう?じゃあ早く着替えてきなよ。家までまた送っていくから。」


「ありがとうございます!」と一礼をして、私は急いで学校の制服に着替えた。

やっと、フリフリのメイド服っぽい制服から解放された…。


「じゃあ帰ろう。」



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