【完】先輩と保健室で



ため息をついて、保健室の真っ白なベッドにダイブする。


「んー、気持ちい…」


そう呟いて、顔や体をベッドの中にうずくませる…。


「東雲先輩…もう無理ですよ…。」


熊切先輩は保健室には来ない。

ケーキをいらないって言われたら、私と熊切先輩の接点は無くなっちゃう。


もう、話す事すら…


「ああもう!熊切先輩の事は考えるのやめよ!!」


そう言って、掛け布団を頭にバサリと掛ける。



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