【完】先輩と保健室で



え、ちょっ…熊切先輩から後ろから抱きつかれてる!?


「く、熊切先輩…東雲先輩も居ることですし…」


「やだ。」


まるでだだをこねる子供みたいに、ギュッと腕に力を入れる。


「智!もうさすがに手は出さないって!!」


「本当に??」


「本当!!大体あれは、小春ちゃんがあまりにも可愛い反応するからイジメたくなっちゃっただけで…」


確信犯っ!?


「…絶対に近付くな。」


「だから、もう何もしないってえ!!」



< 361 / 389 >

この作品をシェア

pagetop