リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『同級生』・2
しかしいつの頃か、アイツがいた。
アタシの後ろで、購買部から買ってきたお昼を食べている。
そして昼休みが終わる頃になって、勝手に戻っていく。
その間、会話はほとんど無し。
「別にどこで食べようが、オレの勝手だろう? ここはみんなの学校だし」
「それはそうだけど…」
でも何故?と聞きたいけれど、同じ答えが返ってくるだけ。
アタシはため息をつきつつも、お弁当を平らげる。
「なあ」
「何よ?」
「その弁当って、お前が作ってきてんの?」
「ううん、お母さんが。ウチ、過保護だから」
そう言いつつ水筒のお茶を飲む。
アタシの後ろで、購買部から買ってきたお昼を食べている。
そして昼休みが終わる頃になって、勝手に戻っていく。
その間、会話はほとんど無し。
「別にどこで食べようが、オレの勝手だろう? ここはみんなの学校だし」
「それはそうだけど…」
でも何故?と聞きたいけれど、同じ答えが返ってくるだけ。
アタシはため息をつきつつも、お弁当を平らげる。
「なあ」
「何よ?」
「その弁当って、お前が作ってきてんの?」
「ううん、お母さんが。ウチ、過保護だから」
そう言いつつ水筒のお茶を飲む。